引っ越し難民
お久しぶりです。ダンボール箱の陰から失礼します。
ここ1週間ほどは、11年間溜めに溜め込んだオブジェクト達をゴミ袋とダンボールの中に振り分ける作業を主として生活を送っています。
流石にそれだけだと心が荒むのでSwitchのカービィ新作をちょくちょく進めていたりもします。相変わらずカービィさんはかわいい。
今年から一部で話題に上がっているらしい「引っ越し難民」というワードがあります。
早い話が引っ越し業者の予約が取りにくくなっており、希望日から大きく離れた日にしか引っ越し出来ない、業者の空きがあっても高額の割増料金が加算される、そもそも全く業者に空きがないなどの問題が発生しているようです。
働き方改革で業者も残業がしにくくなり、また宅配業の待遇が改善されて引っ越し業者から人材流出があったことが理由だと言われているそうですが、政権に責任を帰属させようとする意思がこの情報の上にどのくらい働いているのか僕にはよく分かりません。
さて、僕自身の話に戻るのですが、本来僕は3月14日搬出・16日新居搬入で単身引越しサービスを予約しており、後は荷造りを只管頑張るだけ、という状況にありました。
16日に荷物を全て新居で受け取ったら一度今住んでいるところに戻り、大学の卒業式がある27日まで親の脛をかじる算段でした。
その矢先、9日に祖父の急逝の報せを受けて隣県の母方の実家に駆け付け、そこでの打ち合わせで葬儀を避ける六曜の友引や住職の都合が重なった結果、通夜が14日、葬儀が15日に決定しました。
この時点で引っ越しは最早キャンセルするしかなく、一度キャンセルの電話を入れ、仕方ないし(最初に予約を取った日程は繁忙期割増料金を避けて決めたもの)26日搬出28日搬入にするか〜とスマホをぽちぽち。
予約可能日カレンダーに4月9日まで全部バツが付いてましたてへぺろ。
慌てて複数業者に一括見積もりを出して貰えるサイトを利用するも、予約が取れるのは1社だけ、しかも単身なのに費用が15万円を軽く超えるという結果になり絶望の底に沈みました。
引っ越し難民という言葉を知ったのは丁度その夜の情報番組だったと思います。キー局まで僕を煽ってるのかと思いましたね。
その後、ゆうパックが割と大きくて重い荷物まで対応していることを知って今に至ります。
引っ越しサービスで送るはずだった荷物をゆうパックで送り、どうしてもゆうパックを利用出来ない荷物(テレビ台とか本棚とか)は繁忙期を過ぎる4月中旬単身引越しサービスのBOXをひとつだけ利用して親に送ってもらうことになり、先程予約が取れました。
費用的には元々予定していた単身引越しサービスのBOXを2本利用する計画とそこまで変わらなさそうでとりあえず安心してはいますが、本当に生きた心地がしませんでした。
言わずもがなですが、引っ越し等大事な時期はどんなことでも起こり得るのだと思いながら動かないと大変なことになると身を持って知ることになりました。
来年にはすっかり業者の予約が取りやすくなっている、とも限らないですし、皆さんもどうかお気をつけて。
はたらきたくない